★市田柿 ますや農園

【市田柿:ますや農園】

長野県下伊那郡松川町にある「ますや農園」様に
視察へ行ってきました。
ここは全国でも有名な干し柿「市田柿」の産地です。

この時期の風物詩とも言われる「柿すだれ」 見事ですね。

南アルプスに沿った伊那谷は、寒暖差が大きく厳しい環境ですが、
そこで育ち干された市田柿は驚くほどの甘みともっちりとした
食感が特徴です。

高い山々に囲まれ、朝焼けに川霧が立ち込める様子は、
自然の厳しさと恩恵を同時に感じることができます。

そんな伊那谷で、代々市田柿を作っている「ますや農園」様。

毎年約4トンの市田柿を出荷しています。市田柿4トンって
すごいですよね・・・柿もその生育や収穫量は天候に大きく
左右されます。

今年は9月の長雨と台風の影響で水分量が多くなり、
柿の表面に「条紋(じょうもん)」というシワの
ようなものが多く出てしまいました。

その条紋から乳酸菌が入りこみ、果実のイタミに影響します。
そのため今年の収穫量は例年の75%ほどしかないそうです。

今は「干し」作業の最盛期で、これから約1ヵ月ものあいだ、
乾き具合を見ながら熟成させていきます。

市田柿はその美味しさを引き出すためにたくさんの手間がかかります。

収獲・皮むき・燻蒸・干し・揉み・選別、など作業は山のようにあります。

ひとつひとつ手作りで出来上がる「市田柿」。

日本の伝統食文化として誇らしく思うと共に、
農家さんの努力の結晶として、
しっかり味わいながら食べたいと思います。

企画開発部 松下